受験生の恋愛を上手に出来る人は凄いと思う

受験生の恋愛について

私が大学受験をしたころに、私の周囲でまことしやかに言われていたことです。
「大学入試は1年前からが勝負」とは受験業界でよく言われることで、だいたいセンター試験がある1月ごろから、高校2年生も来年の受験を意識して予備校などを探し始め、4月に3年生になると本格的に受験勉強に入ります。私もその流れに乗っかり、4月になると趣味で弾いていたギターをクローゼットの一番奥にしまい、誘惑を排除したつもりになって勉強を始めました。
でも、その気持ちってなかなか継続しないんですよね。特に思ったように成績が上がらないと、不安な気持ちが強くなり現実から逃げたくなって、夏休み頃からは早くも受験勉強からドロップアウトする人たちが出てきます。そして「一人じゃ不安だからお互い励まし合って」なんて言って、受験生どうしのカップルが増えていくのもこの時期なのです。受験生もやりながらちゃっかり彼女と花火とか見に行っちゃったりするリア充野郎が出てくるわけです。決してモテるタイプではなかった私は、そんな男女を横目に、うらやましいなと思いながら、やるしかない受験勉強を続けていたことを覚えています。
しかし、うまく気持ちをコントロールして、やりたいこととやらなくてはいけないことのバランスを取っている女子に対して、男子は想ったら一直線という性格の人が多いようです。「相手ばかり考えてしまって勉強が手に付かない」とか言うのはたいてい男子なんですよね。受験勉強は本当に「塵も積もれば山となる」で、結果がなかなか現れなくても、だまされたつもりでコツコツ積み重ねた人が最終的に勝利する世界です。恋愛に一直線になってしまった男子は、たいてい失敗してしまうようです。
そして3月になって、彼女は現役で志望大学に、そして彼氏は予備校に合格を決め、それが原因でお別れすることになった元リア充カップルを見て、一年間色恋沙汰なく過ごした非リア充の自分は、「ざまぁみろ」と格の悪い笑いを浮かべていたのでした。